iPhoneアプリとしてバッテリーの状態が確認できるアプリがリリースされていましたが、iOS10で使用できなっかったり、App Storeから軒並みリジェクトされてiPhoneアプリとして入手が困難になりました。
そこで、MacからiPhoneのバッテリーの状態を確認する方法をご紹介いたします。
iPhoneのバッテリー状態を確認するMacアプリは「coconutBattery」を使用します。
まずは「coconutBattery」をダウンロードします。
coconutBatteryのサイトを開いて右上の「DOWNLOAD」をクリックします。
お使いのOSに合ったバージョンをダウンロードします。
ダウンロードした「coconutBattery」を開きます。
「coconutBattery」を開くと、Macのバッテリー状態が表示されます。
ここではMacの状態の見方は割愛します。
iPhoneの状態を見るには、右上の「iOS Device」をクリックします。
iPhoneがMacに接続されていないと、上の表示になりますので、iPhoneをMac繋げて矢印の「refresh」のボタンをクリックします。
refreshするとiPhoneの情報が表示されます。
上から、下記の情報が表示されます。
・デバイスの機種(デバイス名)
・モデル名
・製造年月日
・iOSバージョン
・ストレージ使用容量
「Device details...」をクリックすると、上の情報の他に下記の内容を見ることができます。
Age
製造日から何日経過したかを表示しています。
Serial
本体のシリアル番号を表示しています。
Phone Number
iPhoneにセットされているSIMカードの電話番号を表示しています。
Processor
iPhoneのCPU名を表示しています。
下半分がバッテリーの状態を表示しています。
Current charge
今、現在のバッテリーの充電容量がmAhで表示されています。
Maximum charge
バッテリーが満充電の際にどれだけの容量が有るかを表示しています。
iPhoneのバッテリーには制御用のICが内蔵され、バッテリーから出力されている電圧などから容量を計算しています。バッテリーが劣化してくると、この数値が小さくなります。
上側の進捗バー(4.1%)
何パーセント充電されているかを表示しています。
iPhone側の表示とズレる場合がありますが、理由はわかりません。
Design capacity
バッテリーの設計上の満充電時の容量を表示しています。
これがカタログ値です。
下側の進捗バー(100%)
健康度を表示しています。
「Maximum charge」と「Design capacity」から計算されています。
これが80%を切るとバッテリーの交換をオススメします。
Loadcycles
充電回数を表示しています。
1回の充電を1回としてカウントされるわけではなく、0%から100%まで充電されると1回としてカウントします。
例えば、20%残っている状態で100%まで充電すると、0.8回とカウントされ、さらに80%残っている状態から100%まで充電すると0.2回となり、合わせて1回がカウントされます。
Temperature
バッテリーの温度を表示しています。
State
充電の状態を表示しています。
今の表示ですと、1.4ワットでバッテリーに充電されている状態です。
iPhoneの状態により、充電を動的に制御されています。