iPod Touch6世代のタッチパネルの操作が出来なくなる現象の修理依頼をいただきました。
多くの場合は、液晶の表示も悪くなり、タッチパネルも反応しないと、液晶とタッチパネルの両方が悪くなるのですが、こちらのiPod Touch6世代では珍しくタッチパネルだけが反応しなくなる症状です。
右上のスリープボタン付近に打痕があるので落とした時に液晶にダメージを受けてタッチパネルが破損しているのかもしれません。
iPod Touch6世代の分解はまずフロント液晶パネルを開けるところから始まります。
8箇所のツメと両面テープで固定されているので本体にキズを付けないように慎重にホームボタン付近の両面テープを剥がし8箇所のツメを解除してホームボタン側から開くように開けます。
また開ける際は上側にはタッチパネルと液晶のケーブルがあるので断線しないように気をつけます。
プレートがネジで固定されているので13本のネジを外して、プレートを外します。
まだ、このままではフロント液晶パネルは交換できません。
液晶とタッチパネルのコネクターは基板の裏側に回り込んでいるのです。
基板を固定しているネジ3本とwi-fiアンテナのネジ3本を外して基板を持ち上げてフロント液晶パネルを外して交換をします。
フロント液晶パネルの交換が完了しました!
iPod touch6世代のタッチパネル修理は...
料金 9,800円
作業時間 1時間
しっかりとタッチパネル操作できる様になり、復旧しました。
外観では破損は見受けられませんでしたが液晶の裏にある、バックライト(液晶の明るさを調整するパーツ)を外すと液晶の左上部分(表から見ると右上部分)の信号が通っている所が割れているのが分かります。
これが原因でタッチパネルが反応しない症状を発生させているようでした。
当店ではiPod touchの修理も行っていますのでお気軽にご相談ください。
ご来店、ご利用ありがとうございました。