先日、ご依頼頂きましたiPod Touch6世代イヤフォンジャック修理のご紹介です。
症状としては、両耳から音が鳴らず、再生や停止のコントロールも出来ないとの事です。
iPodやiPhoneのイヤフォンには4極のステレオミニプラグが使われています。
この4極の接点の内グランドの部分が接触不良を起こすとイヤフォンが全く使えなくなるので、グランド部分が原因と思われます。
iPod Touch6世代イヤフォンジャック修理
早速、イヤフォンジャックの修理の開始です。
まずは画面を外さなければ修理が始まりません。
画面とアルミのフレームの間に治具を入れてツメを解除しながら丁寧に画面を外します。
銀色のプレートはネジで止めてあるので外します。
次に、バッテリーがハンダで基板に付いているのでハンダを溶かしてバッテリーを外します。
ちなみに、右側のが新しいイヤフォンジャックやライトニングコネクターの付いているパーツです。
基板とイヤフォンジャックやライトニングコネクターをケースから外します。
イヤフォンジャックの付いているパーツは基板にハンダ付けされているのでハンダを溶かしながら丁寧に外していきます。
新しいパーツをハンダ付けしていきます。
ハンダ付けするパーツはピッチが0.5ミリもないのでショートしないようにハンダ付けしなければならず、とっても気を使う作業です。
バッテリーを戻してプレートと液晶を戻し修理完了です。
上が元のパーツでイヤフォンジャックの中が真っ黒になっていますね。軽い症状ですと端子の清掃で復旧する場合もありますが、酷くなってくるとパーツの交換が必要になってきます。
また長年使っていると、磨耗でイヤフォンジャックが故障してしまう事もありますので、iPod Touchでイヤフォンが調子が悪いなと感じたらお気軽にご相談下さい。
iPod Touch 6世代イヤフォンジャック修理は...
修理料金 8,800円
作業時間 90分
修理に出して当日受け取り可能です!